「成長産業に身を置けること」に魅力を感じ、フライウィールに参画を決意
私はフライウィールでは数少ない、金融機関の出身です。新卒で入社した三井住友銀行で法人営業や企業調査を経験した後、SMBC日興証券でテクノロジーセクターのチームに在籍し、約10年間にわたってIPO含む資金調達やM&Aなどの提案・執行業務を担当していました。
フライウィールは、証券会社時代のIPO(新規上場)の提案先の1社でした。当時、創業したばかりのフライウィールの存在を記事で知り、「どんなビジネスを展開する予定ですか?」とアプローチをした記憶があります。
その後、半年間程度にわたって、フライウィールと資金調達含む様々なアジェンダについて議論を重ね、私自身もフライウィールの成長ポテンシャルを深く理解できるようになりました。その後訪れた資金調達が必要なタイミングで、社長の横山から誘いを受け、迷うことなくフライウィールへの転職を決意しました。
転職した理由は、証券会社時代の法人営業ではリクルート、ソフトバンク、楽天などの日本を代表する企業に加えて、創業数年でIPOをしていく成長著しい企業の成長を見ていて、「これから伸びる産業に身を置きたい」という強い思いがこみ上げたからです。また、成長し続けるビジネスをさらに加速させるためのファイナンス手法や決算処理の方法、契約文言の作り込みなど、成長産業でしか得られない貴重な経験ができる期待を抱いたのも、私が転職するきっかけでした。
伸びしろがある現場で、業界と一緒に自分も成長していく
私は現在、CFO(最高財務責任者)として、財務・経理・法務・営業管理などを中心に管理部門全体を取りまとめています。担当業務は、中長期及び年度単位の事業計画の策定・実行から、その結果としての年次・月次決算の締め、またそれを踏まえた事業計画の見直し・修正等を行っているほか、資金調達を含めた資本政策の策定・実行、また今後に向けた上場準備の遂行、さらには事業部門やプロダクト部門と価格戦略の策定、管理部門の各種プロセス整備など、多岐にわたります。担当業務の範囲が非常に広いですが、自分自身のミッションがフライウィールの企業価値最大化と認識しているので、全てはそれに繋がることを信じ、大きなやりがいを感じながら取り組んでいます。
繰り返しにはなりますが、データビジネス産業の魅力は成長産業である点です。特に金融業界やコンサルティング業界などにおいて顧客企業のビジネスをサポートしてきた方の中には、今度は自分自身が何かを成し遂げたいと思っている方もいることでしょう。そのような方にとって、他では得難いスキルと経験を得るために成長産業に身を置くことは、キャリア形成において大きな財産になると考えています。
フライウィールには、GAFAM(※)出身の優秀なエンジニアも多く在籍していますが、エンジニアたちが、顧客がビジネスで成し遂げたいことをデータとAIを活用して具現化する力には目を見張るものがあります。最新の技術を知り、かつクリエイティブな発想力を備えたフライウィールのエンジニアの手にかかると「こんなことができるんだ…!」という結果に繋がると驚いたことは少なくありません。成長産業におけるトップクラスの人材と一緒に仕事をすることは、他に替えがたい貴重な経験です。
※GAFAM:Google・Amazon・Facebook(現 Meta Platforms, Inc)・Apple・Microsoftの企業名のそれぞれ頭文字をとった呼び名
データを扱う企業として、スイングバイIPOを通じてさらなる事業成長を実現したい
フライウィールは、親会社であるKDDIグループが持つ膨大な顧客基盤やデータを活用し、フライウィール単独ではなしえない、大きな事業成長を遂げてからのIPO(スイングバイIPO(※))を計画しています。
そもそもフライウィールがIPOを目指す理由としては、資金調達手法の多様化や人材獲得などに加えて、「データを取り扱う企業として信用力・ブランド力を高めたい」という思いがあります。
IPOに際して、「上場企業として相応しい内部体制が整っていること」、「資本市場において魅力的な投資対象であること」の2点をお示しすることは、データを扱う企業としては大きなステップになるでしょう。
スイングバイIPOの真髄である、KDDIグループとの深い連携を通じて、上記の2点をさらに強固なものにしていくことができると考えています。
(※)スイングバイIPO:スタートアップが大企業のサポートを得て成長し上場を目指すこと、同じKDDIグループの株式会社ソラコムが、2024年3月にスイングバイIPOを実現した
自ら動き、考え、目標達成に向けたアクションを取ることができる人と一緒に働きたい
自ら動き、考え、目標達成に向けたアクションを取ることができる人と一緒に働きたいと考えています。そのような方が、フライウィールのカルチャーや今のフェーズにフィットしていると思います。
実際、フライウィールには、周りからの詳細な指示がなくても、自分で何をしたら良いのかを判断したうえで、達成に向けてアクションを取っていくことができるメンバーが多くいます。あるチームメンバーに対して、「IPOを目指してコーポレート本部としてこういう状態にしておきたいよね」という話をしたら、そのメンバーはすぐに、業務プロセスにおける承認ルートを改善し、より強固な内部統制を実現してくれました。こちらはありたい状態を伝えただけだったのですが、そのメンバーは、それを解釈して自分の業務の課題に落とし込み、課題を解消するアクションにまで繋げてくれました。
フライウィールのコーポレート本部は、会社の成長に対して当事者意識を持って貢献出来るポジションです。自ら動き、考え、目標達成に向けたアクションを取ることによって得られる自分自身の成長を、ダイレクトに会社の成長に繋げていくことができます。このような環境に魅力を感じる人と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。
※所属・業務内容は取材時点のものです。
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