ビジネスデベロップメントマネージャーの神門です。
フライウィールに2020年2月に入社し、企業様のデータ活用に向けたスキームの提案をはじめとするお客様のビジネス推進やパートナーシップを担当しています。
フライウィールでは3月にマイクロソフト社のスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」 に採択されました。これは、マイクロソフト社ができないことを、例えばクラウドソリューションの開発・運用をフライウィールが補完し、またフライウィールができないことをマイクロソフト社が補完するという、Win-winの関係となるパートナーシップです。これを受けてフライウィールでは、EC・小売企業向けデータサービスソリューションのご提供をさらに推進しています。ここでは、その概要をご紹介します。

小売企業様からデータ活用に対する課題として、様々な声をお聞きしています。例えば、「継続的な顧客との関係構築」をオートメーション化させるOne to One マーケティング、「パーソナライズされたレコメンドの精度向上」を自社メディアで実現する検索エンジンの最適化、「需要予測の高度化」から在庫管理の効率アップとコスト削減を進めていきたい、などが挙げられます。またBtoB、BtoC、さらにはBtoBtoCと、各社様のビジネスモデルも多岐にわたっています。
フライウィールができることは、これら単体の課題を解決するための、単独のソリューションだけではありません。「オンラインとオフライン両方のデータを本当の意味で活用する」ことで、ビジネス全体での最適解を導くことを目指しています。生産や流通といった各過程で発生するそれぞれの課題は、お互いに関係性をもちながら、連続して存在しています。これらを一気通貫で解決することが可能な、真のデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を私たちは支援しています。

マイクロソフト社とのパートナーシップのポイント

マイクロソフト社はウォルマート社等の取り組みで発表している通り、小売業の新しいあり方を支援するためのAI・クラウドソリューションを強力に推進しています。日本においても、イオン様等との取り組みで「Smart Store」と呼ばれる決済、商品マスタ、トランザクション管理などのシステム共通部分に関する次世代店舗モデルを提供しています。
フライウィールには、過去にマイクロソフト社に在籍経験のある、Azureの活用に精通したエンジニアメンバーが多く活躍しています。企業様が、クラウド化のために初めてAzureを導入する場合のテクニカルパートナーとして開発、運用までを見据えた動きが可能です。データ整備、統合、そこから必要とされるソリューションを、高いパフォーマンスで実現します。
また、Azureのみならず、SaaS型のCRMパッケージ Microsoft Dynamics 365との連携も行えることも強みです。すでにサービスをご利用中の企業様に対してフライウィールのデータプラットフォームを連携することで、データ利活用をさらに促進した、顧客とのエンゲージメントを高める運用も可能となります。

まとめ

フライウィールが提供するソリューションの特色のひとつに、企業様のDX推進における戦略から、データ統合、その利活用までを一気通貫で支援できる点が挙げられます。Azureを始めとしたマイクロソフト社のプロダクトを筆頭に、その他クラウドプラットフォーマーから提供されているプラットフォームやオープンソースを活用しています。企業様が自らの「目指す状態」をスピード感をもって実現するためのパートナーとしてぜひご検討ください。
データ整備、データ統合を起点とした分析、需要予測、在庫管理、One to Oneマーケティング、自社ECなどの検索エンジン最適化・レコメンデーション、広告ソリューション等における課題や理想像をお持ちの企業様は、ぜひお知らせをいただけますと幸いです。


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また、ストラテジックビジネスマネージャー、データアナリスト、データサイエンティストなどの新しく価値あるプロダクトを一緒に生み出すメンバーの採用を積極的に行っています。募集職種はこちら



Author: 神門 宏明(フライウィール ビジネスデベロップメント)
流通・小売業界をはじめ、多岐にわたりデータ利活用に関するコンサルティング、ソリューションを提供。前職のLINEでは、AIアシスタント事業に携わる。それ以前にはゼンリンデータコムで自動車メーカーやNTTドコモ、Googleやマイクロソフトとのパートナー事業、またキュリオシティにてECモールサービスをマネジメント。