タイトルがまるで意味不明かもしれませんが、後々意味がわかります。
こんにちは、エンジニアのハヤサカです。前回の私の記事では、「FLYWHEELって、なに?」と題し、弊社の名前の元となった「フライウィール」についてみてきましたが、今回は実際にフライウィールを動かしてみましょう。
「手元で動くフライウィール」としてうってつけのものがこちら、タミヤの「はずみ車動力車工作セット」です。フライウィールを動力にした車を工作することができます。
写真: 工作キット。対象年齢は10才以上。私は上回ってるはずです、確か。
まず、箱からパーツをすべて出してみたものがこちらです。
フライウィールのパーツがこちら。小さく軽い他のパーツに比べずっしりしています。
パーツやギアには番号が振ってあり、説明書にわかりやすく手順が図示されているので、根気よく作業すれば着実に出来上がっていきます。
写真: 見難いですが、丸がついているところに番号があります。
写真: このネジをちゃんと止めなかったのです。
写真: 完成品。後部中央の小さいホイールを回すことで、フライウィールに動力がチャージされる仕組みです。
さて、この車は単に前進するだけではありません。車の走る軌道を変更することができるのです。その秘密は車の底面にあるカム(回転する円盤状のもの)。カムは交換可能になっており、形によって軌道が決まります。
写真: 車体の裏側にカム。車が走行するにしたがってカムが回転し、前輪につながるレバーの押され方が変わることによって進行方向が変化します。写真で取り付けられているのはジグザグ走行のカム。
写真: 弊社ロゴの周りを回るはずの自作カム。ニッパーで無理やり形を作っています。
というわけで今回の記事のタイトル、「フライウィールを回してフライウィールを回る」を実現する準備が整いました。より正確に言うと、こうです。
「フライウィールを回(すことで工作キットの車を動か)して
(弊社)フライウィール(のロゴの周り)を回る」
では、動画にてご覧ください!
完成までに時間はかかりましたが、達成感はかなりのもの。不器用ながらも工作の楽しさを味わえました。完成品のうちフライウィールの部分だけを取り外して他の用途に応用することもできますので、何かアイデアを思いついた方は是非是非。
ハヤサカ トモユキ
ソフトウェアエンジニア。以前は Google Japan にてGoogle PlayのカスタマーサポートシステムやGoogle Mapsのクライアントアプリの開発に従事。2018年よりFLYWHEELに参加。不器用。電気ネズミとキノコなお姫様を上手く扱えるようになりたい。